aiko打ち上げ(aiko最後だよ!)
司会者「イヤー、(_´Д`)ノ~~オツカレ様デシター。シャンパンポーン」
kenzee「どうも。ホントに10枚もいけるか、ってファーストの時から言ってたワケだけど、いつかはたどり着けるもんだね」
司会者「もう3曲目ぐらいで言ってたよ」
kenzee「ザーっと読み返すとヒドイことばっかり言ってるけど、どれも思い出深いCDばかりですよ。特にウチ、「夏服」を親の仇みたいにボロカス言ってるけどいい曲もあるからね。「心日和」とか「アスパラ」とか「ボーイフレンド」とか。今読み返すと「時のシルエット」みたいな良盤はコメントが面白くないんだよね。「秋 そばにいるよ」のような、半分ムカつきながら書いてるヤツの方が面白いという。「ギター、ウルせえなあ」とかボヤいてるところに「あなたと握手」がでてきてガーンと涙でてくる、みたいな起伏があるヤツ。辛かったのはaiko必殺の「壮大なバラード」だな。「えりあし」とか「秘密」とか「自転車」とか。「いいですネー」とか水野晴郎みたいなことしか言いようがないだろう、という。で、いつもアッサリしたことしか言わないので「kenzee、バラード嫌い?」とか思ってる人いるかもしれないけど「嘆きのキス」とか大好きなのヨ。あと、バンドの音楽に再度目覚めた。なんせこの10年ぐらい、新譜といえば機械の同期モノの音楽ばっかり聴いてきたじゃない?ボクだけじゃないと思うけど。久々にこんな、人力だけで構成された音楽をいっぺんに聴くと、ボクもドラムとかやりたいなあ、とか思いますね。今や商業スタジオでスタジオミュージシャンが集まってレコーディングすることが少ない状況だが、こういう技術継承がちゃんと行われるのか気になるね。とにかくエンジニアを目指してる若者は「彼女」「秘密」を聴くべきだと思うな。ゼロ年代後半にこんなアナログな質感が作れたということを実感してほしいね」
司会者「ヴォーカルについて話してこなかったね」
kenzee「不思議な声質だね。線の細いソプラノで倍音も少ない。でもピッチだけは異常に正確という。たしかにコーラス隊には向いてないかもね。声のキャラが強すぎて人と声が混ざらない。若い時にコーラスの訓練してきてる人は自分の倍音、コントロールするからね。小田和正のシングルで「今日もどこかで」というのがある。このカップリングにライブヴァージョンが収録されているのだが、コレ、最初から最後まで客に歌わせるというレコード史に残る暴挙でよく聴くのだけれど、小田さんもちゃんと歌ってるんですよ。でも客の合唱に混ざっていくのね。ワンオブゼムになってしまう。これがコーラスシンガーなんだね。圧倒的個性の歌手と無名の民の両方を演じれるという。ちなみにアルバム「どーも」('11)に収録されてるヴァージョンはヘンな編集になってて聴いてもムダだよ。そんなわけでaikoさんはソロシンガー以外にあまり使い道のない声質なのだ。だから歌手ってことにこだわるのかもしれないね。ロキノンインタビューでも「歌手になりたかった」、歌手、歌手っていうじゃなーい。でも完全に作家の資質じゃないですか。わからないですよね。一度、歌手全開のCDを作ったら面白いのに。つまりカヴァーアルバム。椎名林檎やクラムボンもやっているのだからそろそろ解禁してもいいと思うのだけど」
司会者「aikoとはどんな音楽家ですか?」
kenzee「とにかくいろんな要素が交差した人。黒人的なルーズな感覚と白人的な厳密さ。ブルースフィーリングとキッチリした西洋音楽の手つき。ピアノに精通しているのにディストーションギターに憧れる分裂気質。躁病みたいなポップと独りで世界と対峙するようなバラード。ヤンキー体質なのにアカデミックな教養を備えた曲作り。アメリカ南部に行く、ロンドンに行く、グリニッジヴィレッジに行く。でも決してワールドミュージックとかにはいかない。それらがなんの矛盾もなく同居していることの不思議。あと、個人的な、内省的な歌を歌う歌手。どんな有名になっても。ローラ・ニーロみたいなモンで。日本の女性ソロ・ヴォーカリストで「国民的」と呼ばれるような歌手は大抵、アルトの歌手なの。美空ひばり、天童よしみ、竹内まりや、渡辺美里…みんなアルト。つまり水樹奈々のような声質の歌手はどんだけ有名になっても国民的とは言われない。なんでかよくわからないんだけど。結局、アルト声は「みんなで手をつなごう」とか「ハンド・イン・ハンド」みたいなみんなで合唱する人生応援歌みたいなのに向いてるんだよね。コミュニティに向かっていく声というのかな。aikoのようなソプラノ声はまったく向かないんだ。個人へ、心の中のマイノリティへ向かっていく声質なんだよ。ボクはそういう歌の方が好きだな」
司会者「自分の記事を読み返してみて、どうですか」
kenzee「普通、ブログって単発ネタじゃないですか。「iPhone買ったら、とりあえず入れとけアプリ10選」みたいな単発の実用記事が一番喜ばれる。ウチみたいなグズグズ理屈を並べるようなブログはホントは嫌われるんだよ。で、「ネタがなくて」とかよく言うじゃない。このaikoマラソンは「ネタがない」が通用しないからね」
司会者「CDあるからね」
kenzee「もう走るしかないという。逆ギレしてヤメたろか!と思ってもみんな温かいのでヤメれない。地獄だ。もうこんな苦労してブログ書きたくないね。でもムリして書くと、自分でも思いもよらないこと言い出すじゃない? 「別れるときはよく話し合うべきだ」(お薬)とか。普段、ウンコチンコ言うてるヤツが。こういうのは今、読み返すと面白いな。ま、つくづく純文学傾向の人間だなと思うね。決して編集者タイプじゃないな。「夢の中のまっすぐな道」であれだけ立ち止まるとか。編集者ならあそこもっと飛ばすトコだし。ちなみにブログで人気がでるのは無論、編集者タイプの人です。レジーさんがそうだ」
司会者「じゃあ、余興にいきましょうか」
・「ゴーゴーマシン」(あなたと握手カップリング)
kenzee「普段、ピアノ弾きらしくコードとメロディで曲作る人だが、珍しくギターのリフから起こしていったと思しき一曲。Eの「ドドデデドデッドッデド」のリフがすべて。あとはとってつけたような単純進行で奥田民生のような世界。笑ってしまったのは2番の「A・B・C・D・E・F次は」のつぎは~はホントにコードがGになるところ。これはピアノなりギターなりでコピーした人だけのナイショ特典なのか。aikoらしい遊びと実験の一曲」
「テレビゲーム」(かばんカップリング)
kenzee「この人の曲の8割ぐらいがキーがE♭の曲なんだけど(だからギタリストは辛い)珍しく素直なCの曲。ジェームス・テイラーかポール・ウィリアムズのようなアプローチ。なんでこの曲を余興に入れようと思ったかというとCM7→F#m7-5→FM7というボクの好きなローラースケートパーク進行が入ってるから。後半、かなり長い口笛ソロがくるが、口笛でもピッチが正確! しかし女性の方から「テレビゲームしにこない?」と誘われたら、どうリアクションすればいいのか。「エ? いろんな意味でオッケーてこと?グシシ」などと考えたならばすぐ顔にでてしまうだろう」
・「なんて一日」(milk・嘆きのキスカップリング)
kenzee「これも同様。「なーんてーいちにちなんだろうおおきくー」のところでD♭→Gm7-5→F#M7のロケパ進行」
司会者「ヘンな略し方すんなよ!」
kenzee「こういう素直な8ビートの曲でカッコいいというのが素晴らしいね。ブラックミュージックを聴きだすと誰でも「8ビートダセエ病」に一度はかかるものです。でもホントに上手い人たちがやると8ビートとはこんなに豊かだとわかる。右chのギター(後のギターソロ)が細かくストロークを刻んでいて、単純なモータウン調では終わらせない心意気。「嘆きのキス」のカップリングに「大人げないキスをすれば」という歌詞がでてくるところもaikoらしい遊びか」
・「洗面所」(花風カップリング)
kenzee「「テレビゲーム」同様、ジェームス・テイラー的71年ぽいアプローチ。または73年ごろの細野さんのような。全編にフルートがフィーチャーされる。aiko曲でこんなにフルートがピロピロいってる曲も珍しい。例によってG♭→Gへと半音転調するのでフルートの人は苦労しただろう。で、誰が吹いてるのかなと思ってシングルのブックレット見たら演奏者のクレジットがない。こういうのはちゃんと載せておいてほしいニャー。「洗面所のガラスのコップが壊れた。形あるもの必ず壊れる」という一休さんのようなテーマ。で、ここを起点に一気に「恋が壊れても、思い出は永遠」的なaiko詞に突入する。これが彼女の作詞法なのだろう。「テレビゲームしにおいでよ」からなんとか拡げる、的な。それにしてもフルート誰?」
・「恋愛」(星のない世界カップリング)
kenzee「「恋愛」というそのものズバリのタイトルで、Bm→F#mG→GonAというザ・歌謡曲なイントロ。やっぱりaikoにとって恋愛ってマイナーコードなんだね。これがユーミンさんだったらCM7→FM7みたいなオシャレなことになる。マ、オシャレなヤツの言うことなんか信用できませんヨ。ベタな8ビートのなかに、「つらーいのひとーことでー」って譜割りがでてくるじゃないですか。こういうのがでてくると「ああ、ミスチル以降だな」と感じる。「デーンデ、デーンデデデーン」に対して、80年代だったら「きみーが、すーきだよー」みたいな(例、あくまで例です)8で割ると思うんですよね。16分割で言葉ハメるのが実に98年組らしい感覚。ところで小田和正さんの「まっ白」という曲を聴いてたら、サビで「なにもーかもーまっしろーにーいーしてー」って16分割歌詞が登場する。8分割で30年以上やってきた人が、ミスチル以降の感覚を取り入れててスゴイなーと思ったのだった。そうかと思えば槇原敬之さんのように、あんなに複雑なオケ作るのに歌は決して8以上に細かく割らないという人もいる」
・「ジェット(再録ヴァージョン)」(まとめⅡ)
kenzee「ファースト収録の「ジェット」の再録。aikoは何度も初期の曲の再録版を発表しているが、オリジナル版のアレンジや段取りを大きく変更することはほとんどない。(相合傘のようなケースもあるが)無論、キーも同じ。サンプリングビートだったドラムを超絶佐野康夫ドラムに変更に(だと思う。またもクレジットなし。ベスト盤購入者などそんなの気にしないだろうとでも?)、ギターもパワーコードで刻んできます。若干リズムも走ってる感じがイイ! ライブで育った曲だとわかる。この版を聞いてからオリジナルを聴くとノンビリして聴こえるヨ。ただし、ドラムのフィルとかは当時のサンプリングから引っ張ってきたりしてるんだよね! 99年のサンプリングデータを残していた島田さんに拍手。他愛もない遊びのようだが、この2曲が同一プロダクトによる親子曲だという証拠でもある」
…これが最後の曲です…
・「Do You Think About Me」(インディー盤「astral box」('97)収録。シングル「戻れない明日」('10)再録)
kenzee「アマチュア時代を除く、最初のインディー盤の1曲目に収録された、気だるいR&B。「astral box」「ハチミツ」「GIRLIE」すべてのインディー盤が島田氏の簡素な打ち込みオケと若々しいaikoの歌とコーラス、というシンプルな世界だ。後にたぶん国内最高峰の強靭なリズムセクションの中で歌っていくことになると知ってか知らずか驚く程伸びやかな歌声。このたった5曲収録のミニ・アルバムだが、後のaiko世界をすべて予言しているようで興味深い。「Do You…」のR&B、「キスでおこして」の歌謡曲としての完成形、「Power of Love」の一般的aikoイメージの代表的なハイテンション・ポップ。「Aka」まで連綿と今も続いているハチロクビートの世界の原型「How To Love」、そして「夢の中のまっすぐな道」に繋がる内省的世界の原型のようなバラード「光のさすあしもと」。とくに「光のさすあしもと」はこの時期にしか書けない、青春に別れを告げるような、若者が世に出ていくときの心情を描いた傑作である。無論、現在の成熟した彼女がこれをセルフカヴァーするのはさすがに気が引けるかもしれない。「astral box」に出会った者だけの特権ということにしよう。「Do You Think About Me」。イントロの「ピョイヨーヨヨイヨ」というシンセのフレーズがリズムが加わると実はウラから入るとわかるという、ビートの遊びから始まる。恋愛に疲れ、老成したような世界を20歳そこそこの女の子が背伸びして気だるく歌う様がインディーらしい。再録版では素直な歌唱で、新曲といわれても信じてしまう。オケも今のリズムセクションで豪華だ。だが。インディー版の簡素な世界の方が魅力的に聴こえるのはナゼか。コレに限らず、再録曲に関してボクはオリジナルの簡素なインディー版の方が圧倒的に好きだ。(個人的な好みの話だと思って聞いて欲しい)「イジワルな天使よ世界を笑え」のようなメジャー版の人力プレイでなければ意味がないような曲でもインディー版のシンセの打ち込みの方が魅力的に聴こえる。aikoさんにしてみれば「ヲイヲイ、なんのために予算使って、手間暇かけて再録してると思ってんだ」てなもんだろうが、しょうがないのである。そしてこれだけヘリクツ並べてきたボクでも説明できない。唯一思い当たるフシは、「念力」が入っているからではないかな、ということだ。かつて山下達郎さんのラジオ、サンデーソングブックの恒例企画(今年からなくなった)お正月の大瀧詠一さんをゲストに迎えての新春放談。いつだったかは忘れたが達郎さんがこのような話を大瀧さんに相談するのである。
・シングルといえばタイアップの関係でギチギチのスケジュールで、大概最後の歌入れは充分な時間をとれないまま、ゴーせざるをえなくなる。それで歌が納得いってないシングルも結構ある。ベスト盤に収録する時に、チャンスとばかりに歌をやり直そうとしたことがある。(後にその曲は「さよなら夏の日」であると判明)そして万全ののコンディションと十分な時間をとってテイクを重ねた。ところが何度歌っても、シングル版の、徹夜明けで朝の6時頃にヘロヘロの状態で歌入れしたヤツの方がデキがいい。結局、ベスト盤には元の版を収録した。どうしてオリジナルに勝てなかったのか。
大瀧さんの回答「それは、(オリジナル版に)「念力」が入っていたのだろう。念力って、「今の心」って書くんだよね。「今の心」がはいっちゃったんだよ。ソリャ、あとでやり直したってムダだよ。
達郎さん「(鳩が豆鉄砲喰らったみたいな顔して)ハアア…?」
aikoインディー版も同様、「念力」が入ってしまったのではないか。再録版が勝てないワケである。そう考えると音楽の価値とはなにか、というムズカシー問題にブチあたる。とにかく、3枚のインディー版には97年~98年にかけての無名の歌手の「念力」が真空パックされている。お小遣いを貯めて手に入れる価値は十分にある。(何万円するのか知りませんが)ところで再録の「Do You Think About Me」はバンドでの演奏なので印象がまったく違う。ただし、最後に例のイントロ、「ピョイヨヨーヨヨイヨ」がたった一度だけ登場する。ほんの1秒か2秒の出来事だ。このフレーズの登場で「この「Do You Thnk…」はあの「Do You Think…」の子供なのだ」とファンならわかる。楽曲とともに聴き手も成長したのだ。なにしろ13年の時を経ている。島田氏のささやかなサプライズである」
これで終わり!」
司会者「これで終わりかー!」
kenzee「スイマセン、「水玉シャツ」できませんでした、「ココア」できませんでした、「ポニーテール」できませんでした、「キスが巡る」できませんでした、まとめの「二時頃」「れんげ畑」できませんでした、「あの子へ」できませんでした、「カケラを残す」「甘い絨毯」できませんでした!キリないワ!おしまいおしまい、引越し引越し!」
司会者「長いあいだお付き合いいただいてありがとうございました!」
kenzee「次からなにして生きていこうかネー?」
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コメント
完走お疲れ様でした!
洗面所があったので
こりゃポニーテールもあるか?!
と期待しましたが個人的な推し曲が
Kenzeeさんの目に留まらず残念です(笑)
でもDo you でこのマラソンを
締めくくるというのが
ファンからしたら嬉しい話で。
それを特にaikoファンではない
(なかった?少しは好きになりましたか?笑)
方が見つけてくださっているわけで。
やっぱりいい楽曲というのは
ファンかどうかを飛び越えて
音楽好きには伝わるんだなと感じました。
aikoにとっても7月からは
15周年記念YEAHとして
全国ツアーがはじまります。
これだけ売れてる紅白常連歌手が
我々でも借りれそうな
キャパ300前後のライブハウス
(江坂ブーミンホール (当時))
でライブをするという
このサービス精神!
そんな彼女に敬意を評しつつ
そんな彼女のデビューからの軌跡を
今回綴ってくださったKenzee様には
感謝の言葉しかないわけであります。
aikoネタは終わっても
これからもブログは読ませていただきますね!
本当にお疲れ様でした!
ありがとうございました!!!
投稿: りょーくん | 2013年6月 8日 (土) 07時40分
aiko最終回、更新お待ちしておりました!
余興と仰ってたので、短文でまとめられるかと思いきや、大ボリュームで嬉しい限りです。
「テレビゲーム」に加え、「なんて一日」も特に好きな曲だったので、共通点があって驚きました。
「ローラースケートパーク進行」というのですね。(kenzeeさん発掘・命名ですか??)私もきっとそれが好みなんだろうなー、と思います。良く使われてるミュージシャンとかいらっしゃるのでしょうか? 気になります。
「洗面所」のフルートの響き、綺麗ですよね。
吹いているのは「元T-スクエアの本田さん」という方らしいですよ。レコーディングの際は皆で聞き惚れたとか。(aikobonに書いてありました。)
カップリングもインディーズも、本当に名曲が多いので、たくさんの方に聴いて欲しいような、自分だけで秘めた曲を愛でていたいような、変な気になります。
ともあれ毎週毎週、楽しませて頂きまして、ありがとうございました!来週からは新しい記事が無いのかぁと思うと寂しいですね。。
余韻にaikobonで読書はいかがですか(笑)?今は絶版ですけど、安く中古で買えると思います。フェイバリットのCD30枚紹介とか、「夢道」までの全曲セルフライナーノーツとかがあって、こちらのブログと合わせて読むと更に面白くて、最近また良く読んでいます。
引き続き、新しいエントリも読ませて頂きますね。aikoまみれの半年間、楽しかったです。本当にありがとうございました!
投稿: miyu | 2013年6月 8日 (土) 12時06分
>kenzee「次からなにして生きていこうかネー?」
ヤンキーなのに作品主義、多彩な要素の交錯、自前バンド録音…あたりのつながりで、クレイジーケンバンド14枚マラソンどうですかっっっっ!?
投稿: mucho | 2013年6月 8日 (土) 12時34分
お疲れ様でした!
取り上げられている曲に好きなものが多くて嬉しいです(笑)
個人的に壮大バラードでは一番好きな「嘆きのキス」を挙げられていることも驚きました。
もう少し欲を言えば『秋 そばにいるよ』の時にアレンジに迷いがあるとおっしゃられていた「赤いランプ」の録り直しの感想が聞きたかったです。
「カブトムシ」、「瞳」、他にもE♭の曲は本当に多いですね。
全曲統計を取ったらどんな感じになるのかはわかりませんがGなんかも多い印象があります。
aikoマラソンは今回で最終回ということですがまたマラソン走られるんでしょうか?
勝手な希望ですがまさに明日解散するGARNET CROWの批評を読んでみたいです。
kenzeeさんがこのグループの音楽をどのような見方をされるのか気になります。
ボロクソかもしれないですが(笑)
ちなみにこのグループもオリジナルアルバム10枚ですのでマラソンにはちょうどいいかと……(笑)
最後に、完走本当におめでとうございます!
そしてお疲れ様でした!
今後の記事も楽しみにしています!!
投稿: 現代人 | 2013年6月 8日 (土) 14時15分
完走お疲れ様です。楽しく読ませて頂きました。
つまるところ15年経ってもaikoはaikoなんですよねー。
故に好きになったら離れようも無く、気がつきゃ○○年という具合ですよ。
上にも書かれてますがaikobon、彼女のバックグラウンドが垣間見えるのでおすすめです。
そしてgoogleさんでaikoを検索すると、おやおや、このマラソンシリーズが・・・
投稿: はち | 2013年6月 8日 (土) 14時19分
大瀧氏の念力の話はフィナーレにふさわしいオチでしたね。感動しました。さすがロンバケを作ったヒトです。
全曲の評論を頂けなかったのが少し心残りではございますが、kenzeeさんの評価が高かった(であろうと思われた)楽曲をチョイスし、3枚組で各12曲入りに仕立ててiPhoneのマイプレイリストに追加させて頂きました。コンセプトは考慮せず、ほぼ時代順でうまく収まりました。勝手にスペースを取って申し訳ないのですがここで披露させて頂きます。(ミーハー丸出しですいません!)
1、
キスでおこして
Do you think about me
イジワルな天使よ世界を笑え!
ひまわりになったら
花火
桜の時
傷跡
カブトムシ
アスパラ
心日和
ボーイフレンド
September
2、
おやすみなさい
クローゼット
あなたと握手
アンドロメダ
帽子と水着と水平線
えりあし
青い光
三国駅
シャッター
キラキラ
深海冷蔵庫
雲は白リンゴは赤
3、
横顔
秘密
恋道
約束
beat
夏が帰る
嘆きのキス
より道
あの子の夢
Aka
くちびる
自転車
計36曲です。
2にはムリクリえりあしを入れてしまいました。何故なら、aikoが現時点で最も思い入れを持っていると思われる曲がえりあしだからです。
約半年間に渡ってaikoのことを執筆頂き本当にありがとうございました。貴重な参考資料として、これからもちょくちょく拝読に伺いますね。
投稿: らば〜そうる | 2013年6月 8日 (土) 20時29分
マラソン完全完走本当にお疲れ様でした!
丁度aikoにのめり込んでいる時期にこの企画をして頂き、本当に楽しく読ませてもらいました。
kenzeeさんに賛同してばっかなんですが。僕がaikoにハマった理由って、人力ミュージックに依る所が大きいということがこのブログで良く分かりました。CDで聴いてても伝わってくるんですよね。演奏陣はしんどいけど楽しそうに弾いてて、aikoは気持ち良さそうに歌ってるのが。僕は他にミスチルやコブクロ、バンプをよく聴くのですが、この感覚はそれ程しないです。aikoにしか出せないこの感覚に惹かれていったんだなと思います。
おかげでバンメンも注視するようになりました。佐野さんの流れる様なドラム捌き、凄いです(笑)
B面について個人的なおススメを。
「桜の時」収録
アイツを振り向かせる方法:詳細はwikiで。これぞまさしくaikoの原型な曲です。
more&more:カフェのBGMにピッタリなオシャレな曲です。原曲はピアノのみらしいですが。
桜の時はちょい高めですが、この2曲の為だったら全然OKと思えますよ。
あとは「ずっと」がおススメです。「瞬き」と「ぬけがら」両方良いですが、特に「ぬけがら」は新しいaikoが感じられます。
あ、もちろん批評は結構なので。ただ機会があれば聴いてもらいたいだけです。
いや、それにしてもkenzeeさんは例えが面白いですよね。えりあしでのワゴンRとか、あの子の夢ブリッジ説明の極道OLとか、曲提供スタイルに対しての刀職人か!ていうツッコミ。マラソンが完走できたのも、そうした適度なヌルさが良かったんだと思っています。
本当にお疲れ様でした。これからも適度にヌルく、そして深い音楽論評期待していますね!また覗かせてもらいます。
投稿: ヨシピコ | 2013年6月 8日 (土) 20時54分
りょーくん。
ドウモ(TдT)アリガトウ!
「ポニーテール」ネ!いい曲ですよモチロン。ただし、いい曲だから取り上げるというワケでもないのでネ!「Do you」は最初インディー盤3枚聴いたときに「コレや!」と思いましたよ。コレでオチる!と。考えたってダメね。背中がこれや!と反応するものでないと。
投稿: kenzee | 2013年6月 8日 (土) 21時52分
miyuさん。
ドウモ(TдT)アリガトウ!
ローラースケートパーク進行というのはモチロン、ボクが勝手に言ってるだけで小沢健二さんのローラ^ースケートパークという曲の歌いだしがA→D#m7-5→DM7という進行でボクぐらいの世代だとこの曲ではじめて知るという。70年代のスウィートソウルなんかでよく使われる進行です。これがでてくると無条件に好きになる。「ジェット」とか。
「洗面所」のフルートはT-スクエアの本田雅人さんだったのね。ソリャ、スペシャルゲストだワ。ていうかソレ、クレジットしないの? なんか、マリーアントワネットみたいなトコあるよね。イヤ、いい意味で。
投稿: kenzee | 2013年6月 8日 (土) 21時59分
muchoさん。
もうマラソンはコリゴリだヨ…。
投稿: kenzee | 2013年6月 8日 (土) 22時01分
現代人さん。
ドウモ(TдT)アリガトウ!
「赤いランプ」。ストレートなロックンロールに生まれ変わってますよね。ライブで揉んでるウチによくなってきたんでしょうね。でもコレやるんだったら「帽子と水着と水平線」の再録の方がやり残し感強いですよ。オリジナルよりビートは走ってるのにピアノとaikoフェイクのバトルはそのままという。全員、食い気味で走ってくるとこがね。
GARNET CROW…名前は聞いたことある…程度。ずっとやってはったんですね。まあ、マラソンはもういいです。
投稿: kenzee | 2013年6月 8日 (土) 22時09分
はちさん。
aikobonはいずれゆっくり読まさせていただきます。ヤフオクでも1000円以下で転がってるしね。
投稿: kenzee | 2013年6月 8日 (土) 22時10分
毎週本当に楽しみでした。
これからもたまにはaikoネタお願いします。
投稿: | 2013年6月 8日 (土) 22時13分
初めまして
aikoマラソンとても面白かったです
aikoを聴くきっかけとなり、今ではすっかりはまっています
これからもkenzeeさんのblog、楽しみにしています
投稿: くちびる@ | 2013年6月 8日 (土) 22時13分
らば~そうるさん。
ドウモ(TдT)アリガトウ!
コレ、確かに売ってたら買ってしまう選曲。昔、小泉純一郎選曲のエルヴィス・プレスリーベストというのがあった(誰が買うのか)。kenzee選曲のaikoベストとなるとこんな感じになりますね。(無論、誰が買うのか)コレ、1枚目の曲順が見事です。あえて「Do You」から始まらず「キスでおこして」で始まって2曲目でくるトカ!で、A面ラストで「桜の時」でレコードひっくり返してB面一曲目「傷跡」で始まるとかLPの感覚ないとでてこない発想で。LP知らない中高生にはこの妙はわからない。
投稿: kenzee | 2013年6月 8日 (土) 22時19分
ヨシピコさん。
どうもアリガトウ!
「ずっと」は実は持っている。「瞬き」はローラースケートパーク進行なので(イントロのみ)好きなの。でも、好きと取り上げるは違うんだナ。昔のシングルもボチボチ出会うことがあったら聴こうと思います。
投稿: kenzee | 2013年6月 8日 (土) 22時26分
毎回楽しみにしていました。ありがとうございました!!
音楽的な話はよくわからないのに、それも含めておもしろかったです。大げさにいうと「評論」のおもしろさを久しぶりに実感した感じです。
久しぶりにaikoを聞き直しています。気の利いたコメントができませんが、まずは感謝の気持ちということで。
これからも楽しみにします
投稿: ドロロン子 | 2013年6月 9日 (日) 00時32分
kenzeeさん
コメントありがとうございますm(__)m
ひまわりになったらをオープニングに持ってきた所によくぞ気付いて下さいました。さすがに3枚組の頭が「ピョイヨーイヨイヨ」は違うと思いまして。でもここだけが私が意図を持っていじった部分で、あとはたまたまです。
本当は2枚目のオープニングはあなたと握手などが相応しいでしょうし、えりあしからしばらく重たいのが続いたりとか。でもそれをやり出すとタイムリーに投稿できなかったかも知れないのでほぼ時代順で妥協した次第です。
でも、あなたと握手からアンドロメダの流れは聴いてみるとなかなか秀逸でしたよ。←偶然の産物に自画自賛
ここには飛行機もジェットも光のさすあしもとも水玉シャツも恋人も天の川も入れることはできませんでしたが(LPで14曲入りや4枚組ベストはあり得ませんからね。)、大切な思い出として私のプレイリストの永久保存版にしたいと思っています。
投稿: らば〜そうる | 2013年6月 9日 (日) 12時19分
しっかりした総括ありがとうございます。半年に渡るマラソンお疲れ様でした。
>ピッチだけは異常に正確という。
そうそう、絶対音感持ちの私としてはピッチが正確なのも聴いてて気持ちの良いポイントの一つ。
往々にして、こういう人は絶対音感持ってなかったりするけど、aikoはどうなんだろ。
投稿: まとめ | 2013年6月10日 (月) 01時25分
本当にお疲れ様でした。
半年間、ありがとうございました。
長かったですね。。
aikoの声質は何かを塗りつぶすような感じで、私はなんといってもこの声でなければ聞き続けることはなかったと思てます。
苦手な人もいる声質です。
それと、ブレスが好きです。エロいです!!。「ひとりよがり」とか。はたまたたまってた息を吐き出す時の音も。同じように思う人多いかもしれません。
心残りC/Wでは、たぶん唯一ピアノとユニゾンしてる「蝶の羽飾り」とかも聞いてほしかったす。
「念力」はなんとなく納得です。幾度となくここに戻って聞くわけがわかったような・・
ではまた、もとのペースでブログ続けてくださいね。
ありがとうございました。
投稿: 府民 | 2013年6月10日 (月) 18時24分
まとめさん。
ドウモm(__)mアリガトウ!
You Tubeに転がってるテレビ出演時の映像なんか観ても、全然狂いがないですな。渡辺美里とかライブ映像観ると結構フラットしている。ボクは達郎さんがフラットしたり、小田和正さんがシャープしたりするのも味だと考えているんですが、aikoは異常に正確で冷たい印象すら残る。無論、オートチューンで補正した歌ではないと誰でもわかる。人間の耳ってすごいね。こういう歌手が過去にいたかな、と考える…聖子ちゃんぐらいしか思いつかないな。あの人も機械みたいだからねえ。ところで絶対音感あるって凄いですね。ボクは例のクルクル巻けるピアノで音取らないとなんにもわかりません。
投稿: kenzee | 2013年6月10日 (月) 22時46分
府民さん。
ドウモ(_ _)アリガトウ!
何かを塗りつぶすような声、って文学的な表現ですね。口紅みたいなもんでビーッと引いたような声。あと「アーーー」って伸ばした後に「ハアッ」てブレスするよね。あれは女子ブレスデスヨネー。椎名林檎にもありますけど。でも演歌歌手がアレやったら絶対怒られるんですよね。ハアッにロックのなにかが。
「念力」はねー、「ハ?」って思うけどわかりますよね。我々すぐ「オリジナルヴァージョン」て言いますけど絶対再録ヴァージョンにはない、神がおりてるんですよね。オリジナル版には。
投稿: kenzee | 2013年6月10日 (月) 22時59分
おつかれさまでした!!
編集者タイプ・・・なるほど。
確かに純文学タイプではないですね間違いなく。
投稿: レジー | 2013年6月11日 (火) 01時04分
レジーさん。
速水健朗さん、津田大介さん、松谷創一郎さん、古市憲寿さん、宇野さん…作家でも津村記久子さんとか、今パワーある人はみんな編集力、DJ力ある人なんだよね。ボクは編集力ないからなあ。
投稿: kenzee | 2013年6月11日 (火) 08時05分
こんにちは。
こちらはよく読ませていただいていましたがaiko特集になってからは控えていました。なぜならほぼ同時進行で、自分のラジオ番組で5回特集をやってたからです。
終了もほぼ同じ、10日月曜でした。お互いお疲れ様でした。これからゆっくり拝見させていただきますね。
kenzeeさんの研究を拝見してひとつだけ気付いたことがあります。僕はよく「1年間aikoを歌い続けてカンコピした」と言いますが、それは「歌」であって、コードやアレンジではない、ということでした。もちろんそうしたくてしていたのですが、コチラを拝見して、そういえば僕は、びっくりするくらいaikoの楽曲研究はしてないな、と改めて思いました。むしろ積極的に、それを避けていました。分析することで楽しめなくなる、と思ったんでしょうね。おかげでメロディラインや歌では影響を受けましたが、曲調やコードでは影響を受けず、自分らしい作風が残ったままになったと思います(僕は)作曲をします)。それが自分的におもしろかったです。
この特集以外では「告白する」シリーズが非常に興味深かったです。またご挨拶に来ますね。とりあえずお疲れ様でした!
投稿: karakawa makoto | 2013年6月11日 (火) 14時51分
karakawa makotoさん。
ドウモ_(._.)_アリガトウ!
って男性の方ですよね。aiko完コピってどういうこと?
>そういえば僕は、びっくりするくらいaikoの楽曲研究はしてないな、と改めて思いました。
歌える人はそれでいいんじゃないでしょうかね。ボクも歌とか楽器が上手かったらこんな屁理屈やってないと思うんですよ。昔、リリーフランキーと西原理恵子の対談で「美大出身の漫画家は総じて絵がヘタ」っていう話を思い出しました。「理屈ばっかり言って練習しないから」「鳥山明みたいな理屈言わないでガシガシ訓練する人は大抵絵が上手い」って話。フト思い出しました。
リンク先のラジオ番組のaiko特集はポッドキャストとかで聴けないモンなんでしょうか?
投稿: kenzee | 2013年6月11日 (火) 22時53分
お返事ありがとうございます。
カンコピ関連の話はまたちょっと深い話になるので、この辺のブログ観ていただけると嬉しいです。よく判らないかもですが。
http://d.hatena.ne.jp/maicou/20090916/1253798521
aikoについては10年くらい聴き続けたくせに、それを他人に公表したのはごく最近のことです。それくらい大切なものだったのですね。こうして他のブログ様に出張してコメントするなどというのは考えられないことでした。それはやはり自分の中の気持ちの変化もあるけど、kenzeeさんの今までの記事に、個人的な信頼感があったから、というのも大きい気がします。謙遜なさいますが、分析というか、考察ですよね、それは以前から興味深く読ませていただいてました。
僕も楽器演奏が下手で、極論すれば「歌しか」できません。何でも歌ってしまえば済んだので、楽器を習得せずに済んだからではないかと思ってます。まあ演奏の才能もなかったのでしょう。そういう意味では「歌のみ」の出会いであったaikoは貴重だと思っています。
ちょうど上の方が書いておりますが、声、伸ばしてばしっと切る際にaikoはアクセントつけるんですよね。「あっ」みたいに。僕はドラマーだったのですが、曲の最後には「じゃーーん」と伸ばしたあとに、キックなどで「どん」と必ずアクセントで締めます。そういう、指揮者的な「仕切り感」っていうのかな、声だけでバンドを全て表現してるようなところは、とても共感した部分です。
ポッドキャストはないんですが、ちょっと方法を考えてみないこともないかな…です。でも自分の好きな曲のみ流して時々自分が語りする程度の内容に過ぎないです(それゆえ自分自身は大好きな内容ですが)。
そんな感じで今後とも何卒よろしくお願いします!
投稿: karakawa | 2013年6月16日 (日) 07時19分
マラソンお疲れ様でしたー。いつも楽しみに読ませていただいています。こういう手間と時間のかかる企画をちゃんと最後まで完遂されたことに敬意を表します。
kenzeeさんの文章は、コード進行とかアナリーゼ的なところと、ロキノンorドキュメンタリー的な人の背景の部分のどちらもバランスよく混ざっているので、いつも読んでいてすごくおもしろいです。なかなかそういう文章はないので。。
マラソン的な企画はもうやることはないとおっしゃっていますが笑、もし自分の好きなミュージシャンのマラソンならお金出してでも読むっていう人はかなりいる気がします。たとえばアラフォー向けならオザケン、同時代ならももクロとか相当需要はあるんじゃないでしょうか。
もう長く音楽雑誌は買っていないのですが、お世辞抜きにkenzeeさんの文章はお金を払っても読みたいと思います。がんばってください!
投稿: tr | 2013年6月26日 (水) 18時22分
trさん。
ドウモm(__)mアリガトウ!
そうですね!アナライズ的なものと私小説批評の中間みたいなことができればいいなという意図を理解して頂ければもう思い残すことナシ。
マラソンもねえ…。aikoだったから多少うまくいったようなことで。これがイマドキのももクロとかだったらやっぱりうまくいかないような気がします。でも、金払ってもいい、っていうのは最高の褒め言葉ですヨ!
投稿: kenzee | 2013年6月26日 (水) 22時26分
返信ありがとうございました。さすがにマラソンはもう終了でしょうね笑 失礼しました。
私小説批評という言葉を読んであらためて思ったのですが、kenzeeさんの文章は根底に文学や思想よりの積み重ねがあって、そこの有無が他の音楽系ブログ/twitterなどをされている方との決定的な差になっているような気がします。aikoや西野カナと同じ文章の中に連合赤軍や大江健三郎とかが普通にクロスオーバーしそうな笑
こういうエッセイ的な文章って、一見無関係に思える分野の教養が全体を豊かにしてるところがすごくあると思うんですよねー。音楽方面だとたとえば菊地成孔さんの文章とか典型的な例かなと思います。
長文失礼いたしました。またのエントリを楽しみにしています。
投稿: tr | 2013年6月28日 (金) 00時45分
何度も何度も何度も〜♪
今後もこちらの文章を読み直そうか
だけどそんなに読んだらkenzeeさんは嫌かな〜
一日一日時間が過ぎていってもこのブログを彩る愛しい言葉に
どうかたくさんの方が共感してくれますように
…最後に唐突な書き込みでした
ではさようなら♪
投稿: 774 | 2013年6月30日 (日) 22時22分
楽しいひと時をありがとうございました。お疲れ様でした!
投稿: えん | 2013年6月30日 (日) 22時36分
遅くなりましたが完走お疲れ様でした。
自分もちょーどaikoにハマっていたのでとても楽しく拝見させて頂き、勉強になりました。
kenzeeさんのaikoベストとか聞きたかったです。
次のマラソン期待してます(笑)
投稿: さぼてん | 2013年7月31日 (水) 12時05分
今週末は遥々大阪城ホールまで伺います
今回も定価割れ続出してます
当日券はないはずです
異文化コミュニケーション楽しんできます
投稿: 774 | 2013年9月 5日 (木) 17時37分
お気を付けて!
投稿: kenzee | 2013年9月 6日 (金) 01時17分
楽しく読ませて頂きました。おかげで寝不足MAXです!
特別aikoが好きだったわけではないのですが、読んでるうちにどんどん惹かれていきました。現在手元にaikoのCDがあるのは秘密です(笑)
私は音楽に対して理屈っぽいのは嫌いでした。「いいものはいい!」というなんともオヤジくさい考えでしたが、考えが変わりました。理論的に考察すると新しい意訳が出てくる、なんてとても素敵じゃないですか!何か音楽の新しい扉が開いたように感じました。
投稿: がんがんの人 | 2013年9月 8日 (日) 03時34分
ボクもコレ、振り返ると一種のゲームだったのかと思うようになりまして。「音楽について語る行為」を「ゲーム」って言うと、9割の音楽ライターの方は眉をひそめると思うんです。「音楽の真実について!」とか「音楽を通して人生を!」とか「作者の心や姿勢に共感しなければ!」とかでやってる人は怒りだすハズです。しかし批評がなにか対象の真性を指摘するもの、という時代は終わったような気がする。なにかを「真性」だ、と決めつけた瞬間から反証材料がワラワラでてくるのが現代、ていうかグーグルなわけです。だったらもう批評はゲームになるしかない。つまり「aikoという作者のことはまるっきり無視してみよう」、「aikoなしでどこまで喋れるかゲーム」、このルール設定することによって見えてくるものは確実にある。もしかしたら今まで取りこぼしてきたものも救えるかもしれない。その観点でいくと「尾崎伝説抜きの尾崎CDマラソン」などはやる価値があるかもしれない。ア、でも大変なことになる!ナシナシ!
投稿: kenzee | 2013年9月 8日 (日) 23時51分
マラソンお疲れ様でした!
と言っても6年前の事なんですね(^_^;)
今は2019年11月10日です(^o^;)
2,3日前に偶然発見しとても面白くて
一気に読んじゃいました★
今日仙台ギグスでaikoライヴに参戦します
世界観が広がり新たな視点で聴ける事が嬉しく
楽しみです!
ありがとうございました★
投稿: しげ(v^ー°) | 2019年11月10日 (日) 05時07分
多分ですがしばらくブログ閉鎖されていたのではないでしょうか?
時々読み返したくなって「aiko kenzee」で検索しても出てきませんでした。
当時毎回毎回待ち遠しくいつも楽しく読ませてもらっていました。購読したいくらいでした。
その後3枚のアルバム出されましたが、また面白楽しく語って頂けたら最高です。
これほど濃くて面白いaiko評は無いと思います。
投稿: おひさしぶりです | 2020年7月19日 (日) 16時26分
どうも覚えていてくれてアリガトウ!
その後の3枚のアルバムも聴いてはいます。若いアレンジャーと組んだり新しいことをされてますよね! まだ3月初めのコロナ微妙な時期に無観客ライブを敢行、とか。なんともう7年も前のマラソンなのであった。。。ところで現在はnoteで「kenzee観光第三レジャービル」というわりとマジメなのをやっています。ボクもトシなんでこんなキツイマラソンは無理。それにしても人の記憶に残っているのはウレシイね。
投稿: kenzee | 2020年7月20日 (月) 20時51分
お返事ありがとうございます。
お返事して頂けただけで嬉しいです!
kenzee観光第三レジャービル読ませて頂きます。
投稿: おひさしぶりです | 2020年7月20日 (月) 22時30分
kenzeeさん、恙無くお過ごしですか。
年末年始は7年ぶりに最初から拝読しようと思います。
どうぞご自愛ください。
よいお年を。
投稿: 774 | 2020年12月30日 (水) 00時28分
774さん。お久しぶりです!
私はなんとかコロナの影響もそんなに受けずに生きております。もう7年も前になるのかマラソン。アハハー。いろいろ大変な時代ですがよいお年を!
投稿: kenzee | 2020年12月30日 (水) 08時49分
aikoはとても好きですが「キスで起こして」はとても嫌いです。この曲の人気が高い事に忸怩たる思いです。
なぜこの曲がそんなに嫌いなのか。……それはドリカムがとても嫌いだから。
昔付合っていた彼女がドリカム好きで、ドリカム嫌いを隠してドリカム漬けの日々を送っているうちに決定的に嫌いになってしまったようです。
投稿: SSK | 2023年3月 3日 (金) 18時17分